イラストレーターで立方体や直方体を作る方法をご紹介します。
立方体の作り方みなさんご存知ですか?立方体は一見簡単に作れそうですが、その方法は意外に知られていないものです。今回はイラストレーターで立方体の作り方を丁寧に解説していきます。
なお、イラストレーターで立方体ができてしまえば直方体は簡単に作れます。まずは基本となる立方体の作り方から見ていきましょう。
まずは立方体の原型を作っていきます。
イラストレーターを起動し、①塗りなし、線:黒に設定し、②多角形ツールを選択します。
イラストレーターの多角形ツールで任意のアートボード上をクリックし、辺の数を6に設定します。これで六角形が描けますね。
描かれた六角形を30度回転させます。
オブジェクトを選択し、イラストレーターの[オブジェクト→変形→回転]をクリック。ダイアログが表示されますので、上図のように角度を30にし、OKをクリックします。
オブジェクトを前面に複製(オブジェクトを選択→Ctrl+C→Ctrl+F)します。
イラストレーターの[ダイレクト選択ツール]で上図3点をShiftを押しながら複数選択します。
3点が選択されたまま、[オブジェクト→パス→平均]をクリックします。
ダイアログが表示されますので、[2軸とも]にチェックを入れ、OKをクリックします。
六角形の内部に直線が引かれ、立方体らしきものができました!
続けて、イラストレーターの選択ツールでオブジェクトを全て選択し、[パスファインダー]の分割をクリックします。
(関連記事:イラストレーターでパスを結合・連結する方法)
最後に立方体のつなぎ目をなめらかにします。
オブジェクトを選択し、[線パネル]の[ラウンド結合]をクリックします。ラウンド結合により立方体のつなぎ目がなめらかになりました!
作成した立方体に色をつけることもできます。
イラストレーターの[ダイレクト選択ツール]で面を選択し、色をつけます。光のあたり具合を考えて立方体の色の明暗をわずかに変えるとリアルな立方体に見えます。
直方体は立方体ができれば簡単に作れます。
イラストレーターで①ダイレクト選択ツールで立方体の上半分を選択し、②上方向に伸ばすだけです。
イラストレーターで直方体の作り方を解説しました。作り方は簡単でしたね。
立方体が出来れば直方体の作り方は簡単ですね。立方体や直方体は一度作り方を覚えてしまば簡単に作れます。
ロゴやキューブ、立体グラフなど様々なデザインに応用も可能です。ぜひ一度お試しください。
(関連記事:イラストレーターで文字を立体的に飛び出させるTips)