Photoshopで立体的な文字をガラスに合成します。
何も描かれていないガラスの小瓶に文字を追加する時、ただ画像を加えるだけではつまらないですよね。今回はワープを使って文字を小瓶の形に合わせ、尚且つ文字を立体的にして、リアルな感じを出します。
文字の形やガラスの色で印象が変わります。コツを掴むと色々なガラスの画像に合成する事ができます。
文字を合成したい小瓶の画像を用意します。始めは少し青みがかった小瓶の画像を使った方が作りやすいです。
※今回はpixtaで購入した写真を使います。(上記写真はpixtaで購入した写真です。こちらの写真を使用する際は必ず同サイトで購入し使用して下さい。)
文字を好みの大きさに調整します。ただ拡大・縮小するだけでなく、文字パネルを使うと細かい調整ができます。
文字の調整が終わったら、[テキストレイヤーを右クリック→テキストをラストライズ]をします。
(参考記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明)
[編集→変形→ワープ→下弦]を選択します。カーブが大きいので数値を入力して少し小さくします。
※いきなりカスタムで調整するより、自動で変形させた後に調整する方がきれいに整えられます。
(参考記事:Photoshopで文字を加工する方法1)
文字が変形しました。
文字が小瓶のカーブに合ってないので調整をします。
細かい調整がしたいので、[下弦→カスタム]に変更し、ベジェハンドルを表示させます。
ベジェハンドルやポイントなどを使って、文字の形を調整します。少し難しいので、少しづつ動かして調整して下さい。
両端の文字を少し縦に大きくし、あとは細かい所をちょっとづつ調整しました。
スタイルを使って文字を立体的にし、ガラスとなじませます。
スタイルのベベルとエンボスで立体感を出します。シャドウのモードカラーは瓶の中で一番濃い色を選びます。
※画像によって数値が変わるので画像を見ながら調整して下さい。
続いてベベルとエンボスのテクスチャを設定します。
立体感が出た文字をガラスとなじませます。
※画像によって数値が変わるので画像を見ながら調整して下さい。
ガラスに立体的な文字が合成されましたね。
ワープで文字の形を調整するのが難しいですが、あとは比較的簡単にできると思います。今回は、青みがかった小瓶で作りましたが、慣れてきたら他の色のガラスの画像でチャレンジしてみて下さいね。