イラストレーターで矢印のイラストの作り方をご紹介します。
一般によく使われる矢印は「直線、多角形ツール」を使ってシンプルなものを作りますが、それではつまらないですね。
イラストレーターには便利な機能があるのでそれを使って色々な種類の矢印を作ってみましょう。
「ペンツール」で直線を描きます。今回はペンツールで直線を描きましたが他のツールでも大丈夫です。
赤い四角の<▼>をクリックすると矢印が表示されます。始点・終点に各39種類が登録されています。
「選択ツール」で直線を選択したら、使いたい矢印を始点、・終点から選びます。
ここでは、始点<矢印3>、終点<矢印27>を選択しました。始点、終点で別々の物を選んで大丈夫です。どちらかを矢印にしなくていい場合は選ばないで下さい。
赤い四角で囲まれた左右の矢印のマークは、始点・終点の矢印のデザインを入れ換えます。
上図の赤い四角の数値を変更すると、線の太さはかわりませんが、矢印の大きさだけが変わります。
赤い四角で囲まれた鎖のマークは終点・始点の拡大縮小を同率で行います。
上図の線幅の数値を変更すると線と矢印の太さが変わります。
同じ線の長さでも、線幅によって矢印の大きさが変わってきます。
矢の先端の位置をパスの終点か、パスの終点からかに決められます。
全体の長さは変わりますが、線の太さ、矢印の大きさは変わりません。
見た目は矢印のイラストとしては完成ですが、最後にアピアランスを分割をしてください。
アピアランスの分割についてはアピアランスの意味と分割とは?に詳しく載っているので参考にして下さい。
今回は<矢印3、27>を選びましだが、39種類もバリエーションが豊富にあるので、何かと使えるかと思います。
イラストレーターには便利な機能がたくさんあります。矢印もただ矢印として使うだけでなく、アピアランスを分割をすればアレンジができますから色々なイラストとして使えますよ。