Photoshopで黒板のイラストの作り方をご紹介します。
黒板は挿し絵やバナー、チラシなど何かと使えるイラストですね。ナチュラルさや素朴さを演出する時にも使えるパーツです。素材を利用しても良いのですが自分で作ることができます。
サイズやカラーも自在に変更できるので一度作り方を覚えてしましましょう。
Photoshopで長方形を描きます。これが黒板のイラストの原型となります。
色は後で設定するので適当でOKです。
長方形に緑のグラデーションを適用させます。(色は上図を参考)
単色の緑よりもグラデーションを適用させることで黒板のイラストがよりリアルな印象になります。
まだOKはクリックしないで下さい。
(関連記事:Photoshopでグラデーションをプロっぽく仕上げる方法)
続いて境界線を選択し、長方形に境界線を設定します。(上図参考)
境界線を設定したらOKをクリックします。
黒板の消し跡を表現します。
Photoshopのブラシツールで上図のようにランダムなラインを引きます。
ぼかしを設定します。
[フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)]をクリック。17px位に設定し、OKを押します。
(参考記事:Photoshopのぼかし(ガウス)を使った背景のぼかし)
続いてレイヤーパネルでぼかしたラインのレイヤーを選択し、不透明度10%くらいに設定します。
これで黒板の消し跡が表現できました!
(関連記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明)
黒板の枠を作成します。
先ほど作成した黒板のイラストの下にひとまわり大きな長方形を作成します。
黒板の枠に木目のパターンを適用させます。
黒板の枠のレイヤーを選択し、[レイヤー→レイヤースタイル→パターンオーバーレイ]をクリック。上図のように木のパターンを選択します。
OKはまだクリックしないで下さい。
黒板の枠の木の色を濃くします。
レイヤースタイルでカラーオーバーレイを選択し、上図のように設定します。
まだOKはクリックしないで下さい。
続けて、レイヤースタイルで境界線を選択。上図のように設定します。
まだOKはクリックしないで下さい。
最後に黒板の枠を立体的にします。
レイヤースタイルでべベルとエンボスを選択し、べベル(内側)を適用させます。(上図参考)
OKをクリックします。
黒板のイラストが出来ました!
あとは文字などを加えて完成です。
完成です!
黒板のイラストに文字や図を加えてみました。文字は手書き系のフリーフォント、図の円はブラシを用いて黒板の雰囲気を表現してみました。
黒板のイラストはストックしておきたいパーツの一つですね。作り方は簡単ですので、一度Photoshopで作ってしまえば、色や大きさ、黒板の消し跡など自分好みの黒板にカスタマイズすることも可能です。ぜひ一度、作り方をマスターしてみてください。
(関連記事:コルクボードのイラストデザイン(イラストレーター))