黒板のイラストの作り方(Photoshop)

Photoshopで黒板のイラストの作り方をご紹介します。

黒板は挿し絵やバナー、チラシなど何かと使えるイラストですね。ナチュラルさや素朴さを演出する時にも使えるパーツです。素材を利用しても良いのですが自分で作ることができます。

サイズやカラーも自在に変更できるので一度作り方を覚えてしましましょう。

Step01 黒板の原型となる長方形を描く

黒板のイラストの作り方開始

Photoshopで長方形を描きます。これが黒板のイラストの原型となります。

色は後で設定するので適当でOKです。

Step02 グラデーションを適用

グラデーションを適用

長方形に緑のグラデーションを適用させます。(色は上図を参考)

単色の緑よりもグラデーションを適用させることで黒板のイラストがよりリアルな印象になります。

まだOKはクリックしないで下さい。

(関連記事:Photoshopでグラデーションをプロっぽく仕上げる方法

Step03 境界線を設定

境界線を設定

続いて境界線を選択し、長方形に境界線を設定します。(上図参考)

境界線を設定したらOKをクリックします。

Step04 黒板の消し跡の作り方

黒板の消し跡の作り方

黒板の消し跡を表現します。

Photoshopのブラシツールで上図のようにランダムなラインを引きます。

Step05 ラインをぼかす

ラインをぼかす

ぼかしを設定します。

[フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)]をクリック。17px位に設定し、OKを押します。

参考記事:Photoshopのぼかし(ガウス)を使った背景のぼかし

Step06 黒板の消し跡完成!

黒板の消し跡完成!

続いてレイヤーパネルでぼかしたラインのレイヤーを選択し、不透明度10%くらいに設定します。

これで黒板の消し跡が表現できました!

(関連記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明

Step07 黒板の枠の作り方

黒板の枠の作り方

黒板の枠を作成します。

先ほど作成した黒板のイラストの下にひとまわり大きな長方形を作成します。

Step08 黒板の枠にパターンを適用

黒板の枠にパターンを適用

黒板の枠に木目のパターンを適用させます。

黒板の枠のレイヤーを選択し、[レイヤー→レイヤースタイル→パターンオーバーレイ]をクリック。上図のように木のパターンを選択します。

OKはまだクリックしないで下さい。

Step09 オーバーレイを設定

オーバーレイを設定

黒板の枠の木の色を濃くします。

レイヤースタイルでカラーオーバーレイを選択し、上図のように設定します。

まだOKはクリックしないで下さい。

Step10 境界線を設定

境界線を設定

続けて、レイヤースタイルで境界線を選択。上図のように設定します。

まだOKはクリックしないで下さい。

Step11 べベルとエンボスを設定

べベルとエンボスを設定

最後に黒板の枠を立体的にします。

レイヤースタイルでべベルとエンボスを選択し、べベル(内側)を適用させます。(上図参考)

OKをクリックします。

Step12 黒板のイラストができた!

黒板のイラストができた!

黒板のイラストが出来ました!

あとは文字などを加えて完成です。

黒板のイラスト 出来上がり!

 完成!

完成です!

黒板のイラストに文字や図を加えてみました。文字は手書き系のフリーフォント、図の円はブラシを用いて黒板の雰囲気を表現してみました。

黒板のイラストはストックしておきたいパーツの一つですね。作り方は簡単ですので、一度Photoshopで作ってしまえば、色や大きさ、黒板の消し跡など自分好みの黒板にカスタマイズすることも可能です。ぜひ一度、作り方をマスターしてみてください。

関連記事:コルクボードのイラストデザイン(イラストレーター)

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