イラストレーターで木のイラストの作り方をご紹介します。
作り方はとても簡単で楕円ツールを組み合わせて木の葉を作り、長方形ツールを変形させて枝を作り完成です。ペンツールを使わないで描けるのも良いですね。
非常にシンプルな木のイラストですが一度作ってしまえば色々なデザインに活用できると思います。それでは具体的な作り方を見ていきましょう。
まずは木の葉を作ります。
楕円形ツールでやや縦長の円を描いてください。色はお好みの緑色をチョイスしてください。
Step01で描いた円とは別に、楕円形ツールで小さめの円を描きます。
Step01で描いた楕円のまわりにStep02で描いた正円を上図のように配置します。
これでほぼ木の葉が完成しました。
あとは合体させて木の葉は完成です。
全ての円を選択し、[パスファインダーパネル(ウインドウ→パスファインダー)→合体]をクリックします。
するとすべての円のパスが合体し一つのパスになりました。
これで木の葉は完成です。続いては木の幹を作成します。
木の幹を作成します。
長方形ツールで上図のような長方形を描きます。色はお好みの茶色を設定してください。
木の幹の先端をとがらせます。
長方形の上部2点をダイレクト選択ツールでドラッグして選択します。(選択された点は黒丸になります。)
2点を選択したまま、整列パネル→水平方向中央に整列をクリックします。
すると選択した2点のアンカーポイントが中央1点となり、とがった三角形ができました。
Step06で作成した木の幹を木の葉に配置します。
だいぶ木のイラストらしくなってきました。
あとは木の幹をコピー&縮小&回転して枝として配置するだけです。
木の幹を3本コピーして上図のように縮小し回転させ枝を作ります。
回転は回転ツールを使います。
あとは枝を木に配置して出来上がりです。
木のイラストが完成しました。ペンツールを使わずに出来ちゃいましたね。
なんてことない木のイラストですが様々なデザインに応用できそうですね。木はイラストの中でも基本的なパーツです。今回のTipsを参考に作り方をしっかりマスターしてください。
また、木の葉の形を変えれば印象の異なる木も作れます。ぜひお試しを。