イラストレータでかわいいをご紹介していきます。てんとう虫のイラストはクローバーのイラストと一緒に描かれることが多いですね。
春、幸せ感、さわやかなイメージがありますから、ポストカードや挿絵、その他色々なところで使かわれるかと思います。
そんなかわいいてんとう虫のイラストをペンツールを使わなくても簡単に作ることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
上図の設定で大小2つの正円でてんとう虫のあたまとからだを作り、上図右のようにからだの正円をあたまの正円の中心に合わせ、てんとう虫の原型を作ります。
てんとう虫のからだの円をコピーしてハネを作ります。
新規レイヤーを作り、からだのオブジェクトをコピー(Ctrl+C)し、新規レイヤーにペースト(Ctrl+F)します。これはてんとう虫のハネになるので赤色に変更します。
※(Ctrl+C)→(Ctrl+F)は位置を変えずにオブジェクトを前面にペーストできます。
Step02で作ったハネを「拡大・縮小ツール」で上図のように設定して拡大し、上図のように拡大したハネを頭のオブジェクトの中心に合わせて、少し下にはみ出して配置します。
「多角形ツール」で上図の数値で三角形を作ります。[塗り:あり・線なし]
上図のように三角形をハネの縦の中心に合わせ、三角形の頂点を羽の中心より少し下げて配置します。
レイヤー2を選択し、[パスファインダー→形状モード→前面オブジェクトで型抜き(Alt+クリック)]でハネを仕上げます。
新規レイヤーを作り、「楕円ツール」で上図の数値で丸を作ったら中心を合わせて配置します。
ここで、(Alt+ドラッグ)で移動コピーしてもいいのですが、「移動ツール」を使いたいと思います。 模様となる丸を選択、[左クリック→変形→移動]で設定し右に移動コピーします。
Step07で移動コピーした丸を選択、「回転ツール」を選択し、真ん中の丸の中心を(Alt+クリック)で数値を設定します。
すると、Step07で出来た丸が(Alt+クリック)したところを中心に回転してコピーされます。次は数値だけ-55に変えて下に回転コピーします。
右側の模様ができたのでこれを左側に反転コピーします。
右側の模様を選択したまま、「リフレクトツール」を選択し、真ん中の丸の中心を(Alt+クリック)。上図の設定で反転コピーさせます。
新規レイヤーを作り、「長方形ツール」で上図の数値の長方形を作り、[効果→ワープ→円弧]で湾曲させた後、アピアランスを分割します。
「楕円ツールで」正円を作り、触角の棒と隙間がないように少し重ね二つを選択しグループ化(Ctrl+G)します。
触覚を頭の中心より少し右に隙間ができないように少し重ねて配置します。
触覚をStep09と同じように反転コピーします。これでてんとう虫の触角ができました。
頭・体・触覚を1つのオブジェクトにします。レイヤーの1と2を選択して、[パスファインダー→形状モード→合体]をします。
合体したオブジェクトのレイヤーを一番下に移動し最背面にします。
てんとう虫のイラストの完成です。ほぼ「楕円ツール」でてんとう虫のイラストが描けるなんて、簡単で、しかもかわいくていいですよね。
今回は「短形ツール」で作れる簡単なてんとう虫のイラストだったので、あえていろいろなツールを使用してみました。移動コピーは(Alt+ドラッグ)で出来ますが、あえて「回転・移動・リフレクトツール」の練習を兼ねてみました。