Photoshopで写真をポラロイド風の加工にする方法を紹介します。
今回は写真をポラロイドカメラで撮ったような画質が落ちたような味のある加工と、テクスチャ素材を使ってリアルなポラロイドのフレームを作ります。
ただ白い縁をつけるのは味気ないですし、何気ない写真もデザイン性のある写真にみえてきます。いつもとちょっと違った雰囲気の写真の演出におすすめです。
写真をポラロイド風の正方形700px×700pxにトリミングします。
今回はshutterstockで購入した写真を使います。
(上記写真はshutterstockで購入した写真です。こちらの写真を使用する際は必ず同サイトで購入し使用して下さい。)
(参考記事:Photoshopのトリミングを詳しく解説)
[新規調整レイヤー→トーンカーブ]を使って、写真の色味をピンクと青味が強くなるように調整します。
(関連記事:写真を幻想的な雰囲気に加工する方法(Photoshop))
トーンカーブレイヤーの不透明度を59%に変更します。
[新規レイヤー→明るさ・コントラスト]で、写真全体を少し暗くし、コントラストを強くします。
[写真を選択→ノイズ→ノイズを加える]でノイズを加えます。
写真にノイズを加えたので、ざらついたように見えます。
[写真を選択→ぼかし→ぼかし(ガウス)]でぼかしを加えます。
ざらついた写真にぼかしを加えた事で、ポラロイドやトイカメラで撮ったような画質が落ちたような荒い写真になりました。
[新規調整レイヤー→露光量]で、さらに写真を暗くしコントラストを強くします。
このままでは全体が暗すぎるので部分的に明るくします。
露光量レイヤーマスクのサムネイルを選択します。[描画色:#7b7b7a]に設定しソフト円ブラシで女性の部分だけをなぞっていきます。はみ出した部分は消しゴムで消して下さい。
なぞり終わったらレイヤーを結合します。
(参考記事:Photoshopのマスクの基本的な使い方)
ポラロイドのフレームを作ります。かすかなテクスチャが入った紙の素材を800px×950pxにトリミングします。
素材がない場合はコピー用紙でも代用できます。
ベベルとエンボスを設定し、フレームに立体感を出します。
光彩(内側)を設定し、さらに立体感を出します。
フレームに立体感がでて、ポラロイドのフレームらしく少し厚みがあるように見えます。
写真をポラロイドのフレームの上に配置します。写真の中心を400px×400pxに合わせて下さい。
光彩(外側)で写真の縁をぼかし、ポラロイドのフレームになじませます。
ポラロイド風の加工の完成です。
フレームに紙のテクスチャ素材を使っているので、よりリアルなポラロイド風になりましたね。
あとは文字を配置したり、背景と合わせたりして楽しんでみて下さい。