写真をポラロイド風に加工する方法(Photoshop)

Photoshopで写真をポラロイド風の加工にする方法を紹介します。

今回は写真をポラロイドカメラで撮ったような画質が落ちたような味のある加工と、テクスチャ素材を使ってリアルなポラロイドのフレームを作ります。

ただ白い縁をつけるのは味気ないですし、何気ない写真もデザイン性のある写真にみえてきます。いつもとちょっと違った雰囲気の写真の演出におすすめです。

Step01 写真をトリミングする

写真をトリミングする

写真をポラロイド風の正方形700px×700pxにトリミングします。

今回はshutterstockで購入した写真を使います。
(上記写真はshutterstockで購入した写真です。こちらの写真を使用する際は必ず同サイトで購入し使用して下さい。)

参考記事:Photoshopのトリミングを詳しく解説

Step02 トーンカーブで写真の色味を調整する

ポラロイド風にトーンカーブで写真の色味を調整する

[新規調整レイヤー→トーンカーブ]を使って、写真の色味をピンクと青味が強くなるように調整します。

(関連記事:写真を幻想的な雰囲気に加工する方法(Photoshop)

Step03 トーンカーブの不透明度を変更する

トーンカーブの不透明度を変更する

トーンカーブレイヤーの不透明度を59%に変更します。

Step04 明るさ・コントラストで写真を調整する

明るさ・コントラストで写真を調整する

[新規レイヤー→明るさ・コントラスト]で、写真全体を少し暗くし、コントラストを強くします。

Step05 ノイズフィルターで写真にノイズを加える

ノイズフィルターで写真にノイズを加える

[写真を選択→ノイズ→ノイズを加える]でノイズを加えます。

ノイズを加えた状態

ノイズを加えた状態

写真にノイズを加えたので、ざらついたように見えます。

Step06 ぼかしフィルターで写真にぼかしを加える

ぼかしフィルターで写真にぼかしを加える

[写真を選択→ぼかし→ぼかし(ガウス)]でぼかしを加えます。

ぼかしを加えた状態

ざらついた写真にぼかしを加えた事で、ポラロイドやトイカメラで撮ったような画質が落ちたような荒い写真になりました。

Step07 露光量で写真を調整する

露光量で写真を調整する

[新規調整レイヤー→露光量]で、さらに写真を暗くしコントラストを強くします。

Step08 レイヤーマスクを使って女性だけを明るくする

レイヤーマスクを使って女性だけを明るくする

このままでは全体が暗すぎるので部分的に明るくします。

露光量レイヤーマスクのサムネイルを選択します。[描画色:#7b7b7a]に設定しソフト円ブラシで女性の部分だけをなぞっていきます。はみ出した部分は消しゴムで消して下さい。

なぞり終わったらレイヤーを結合します。

参考記事:Photoshopのマスクの基本的な使い方

Step09 紙のテクスチャ素材をトリミングする

紙のテクスチャ素材をトリミングする

ポラロイドのフレームを作ります。かすかなテクスチャが入った紙の素材を800px×950pxにトリミングします。

素材がない場合はコピー用紙でも代用できます。

Step10 レイヤースタイル:ベベルとエンボスで立体感を出す

レイヤースタイル:ベベルとエンボスでポラロイドのフレームに立体感を出す

ベベルとエンボスを設定し、フレームに立体感を出します。

Step11 レイヤースタイル:光彩(内側)で立体感を出す

レイヤースタイル:光彩(内側)でポラロイドのフレームに立体感を出す

光彩(内側)を設定し、さらに立体感を出します。

レイヤースタイルを適用した状態

レイヤースタイルを適用した状態

フレームに立体感がでて、ポラロイドのフレームらしく少し厚みがあるように見えます。

Step12 ポラロイドのフレームに写真を配置

ポラロイドのフレームに写真を配置

写真をポラロイドのフレームの上に配置します。写真の中心を400px×400pxに合わせて下さい。

Step13 レイヤースタイル:光彩(外側)で写真の縁をぼかす

レイヤースタイル:光彩(外側)で写真の縁をぼかしポラロイドのフレームになじませる

光彩(外側)で写真の縁をぼかし、ポラロイドのフレームになじませます。

完成

写真をポラロイド風に加工する作り方の完成

ポラロイド風の加工の完成です。

フレームに紙のテクスチャ素材を使っているので、よりリアルなポラロイド風になりましたね。

あとは文字を配置したり、背景と合わせたりして楽しんでみて下さい。

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