めくれたシールのイラストの作り方(イラストレーター)

イラストレーターでめくれたシールのイラストの作り方をご紹介します。

シールが本当にめくれているように見えますね。めくれ部分にグラデーションを使っているのでリアルな感じが出てます。

クリッピングマスクを使えば、オリジナルのイラストや画像で、めくれたシールのイラストを作る事ができます。

Step01 正円を作りペンツールで斜めに線を描く

正円を作りペンツールで斜めに線を描く

楕円ツールで[塗り:あり・線:なし]の正円を作ります。続いてシールのめくれ部分を作るため、ペンツールを[塗り・線:なし]にし、上図のような斜めの線を描きます。

今回はShiftキーを押しながら斜め45°に線を描きました。

Step02 正円を分割してシールのめくれ部分を作る

正円を分割してシールのめくれ部分を作る

[正円と斜めの線を選択→パスファインダー→分割]をします。グループ化されてるのでグループを解除します。

これでめくれ部分とシール部分の2つができました。

Step03 シールのめくれ部分を回転する

シールのめくれ部分を回転する

めくれ部分を回転させ、めくれているように見せます。

めくれ部分のオブジェクトを選択し、回転ツールで180°回転させます。回転させたらシールのオブジェクトと、めくれのオブジェクトの分割した部分が合うように調整します。

※線の描き方(角度)によっては、リフレクトツールを使ってください。回転の角度も線の描き方(角度)によって変わってきます。

Step04 めくれ部分にグラデーションを設定する

めくれ部分にグラデーションを設定する

めくれ部分にグラデーションを設定して、リアルなめくれを表現します。

グラデーションを上図のように設定。グラデーションスライダーを使って、めくれ部分に合わせてグラデーションを調節します。

※グラデーションの角度はめくれ部分に合わせて調整して下さい。

Step05 めくれ部分にドロップシャドウで影をつけ立体感を出す

めくれ部分にドロップシャドウで影をつけ立体感を出す

[効果→スタライズ→ドロップシャドウ]で上図の設定をします。これでシール部分に影が重なるので、より立体的になります。

Step06 シール部分に影をつけて貼り付いてるように見せる

シールの部分に影をつけて貼り付いてるように見せる

シール部分のオブジェクトを選択し、[効果→スタライズ→ドロップシャドウ]で上図の設定をします。

立体感が出たので、シールを貼っているような立体感ができました。

めくれたシールのイラストの完成

完成

これでめくれたシールのイラストの完成です。

今回は正円で作りましたが、他の形でも作ることができます。コツがつかめたら好きな形でめくれたシールを作ってみて下さい。

次はクリッピングマスクを使って、イラストが入っためくれたシールを作ります。

Step07 イラストが入っためくれたシールを作る

イラストが入っためくれたシールを作る

シールの絵にしたい画像を用意します。イラストレーターで作った画像を配置してもいいですよ。

Step08 シール部分のオブジェクトを画像の上に配置する

シール部分のオブジェクトを画像の上に配置する

分割してできたシールのオブジェクトを、画像の使いたい部分の上に配置します。

Step09 クリッピングマスクで画像を切り抜いたように見せる

クリッピングマスクで画像を切り抜いたように見せる

[シールのオブジェクトと画像を選択→右クリック→クリッピングマスクを作成]をします。画像が切り抜かれたように見えシールの形になりました。

Step10 めくれ部分を一番上に配置する

シールのめくれ部分を一番上に配置する

めくれ部分を一番上に配置します。イラストでできたシール部分にStep06のドロップシャドウを設定すれば完成です。

イラストが入っためくれたシールの完成

イラストが入っためくれたシールの完成

イラストが入っためくれたシールの完成です。

作る前は難しそうに思えていたかもしれませんが、実際に作ってみると意外と簡単にできたかと思います。

クリッピングマスクを使えば、イラストだけでなく写真も使うことができるので、色々と試してみて下さい。

(関連記事:付箋のイラストの作り方(イラストレーター)

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