Photoshopで草木の素材を円形に変形してフレームを作ります。
お花や葉っぱを、円形に並べたり重ねたりして作るフレームはよくありますね。
今回は素材を並べるのではなく、まっすぐな小枝やツタのような直物を、パペットワープできれいな丸い形にします。もちろん円形以外にも作る事ができます。
パペットワープを使うにはちょっとコツがいりますが、オリジナルの素材作りには役立ちますのでぜひ挑戦してください。
変形させる葉や小枝を切り抜きます。
[編集→パペットワープ]でパペットワープを設定します。素材にメッシュが表示されますが、見ずらい方はメッシュを非表示にしてください。
パペットワープの細かい部分についてはパペットワープがすごい!(Photoshop CS5)で紹介してますので参考にしてください。
素材の動かしたくない部分にピンを打ちます。今回は円形にするので、中心から少し離れた両脇にピンを打ちました。
まずは右側のピンを選択し、Altキーを押しながら、ピンを軸に矢印の方向に回転させます。
左側も同じように回転させます。
左右とも下に向かって回転しました。
円形になるように枝にピンを追加し回転させます。葉がばらついてますが、ここでは枝の部分だけを動かします。
ばらついた葉を整えます。
上図のように葉にピンを打ちます。今度はピンをクリックし、きれいな円形になるように枝に添わせるように動かします。
あまり無理に動かすと葉が長く伸びてしまうので、様子を見ながらピンを追加し変形させてください。
円形にはなりましたが、まだ歪んでます。
この状態で形を整えるのが難しい場合は一度パペットワープを終わらせてください。ピンを打ち様子をみながら少しずつきれいな円形に整えます。
小枝や葉を円形になるように並べるのもいいですが、一本の枝でできた円形のフレームもまたいいですね。切れ目がなく一本でできているので、かわいいですが何となく不思議な感じもします。
小枝もツタもStep01~07と同じように変形してます。
こんな風に写真に重ねても面白いですね。
パペットワープで変形させたフレームだけでなく、お花などをちりばめてもまた感じが変わります。
円形だけでなく、様々な形に変形できるのでいろいろと工夫してみて下さい。
※使用した素材はかわいい素材 花とストロベリーから使用しています。
※使用した写真はshutterstockで購入しています。