Photoshopでテープライターで作るラベルテープ風のパーツの作り方をご紹介します。
かちゃかちゃ文字盤をまわして文字を打つ・アナログ感いっぱいのラベルライター。プラスチックテープに凸凹の文字を打刻し、エンボス加工するテープです。文字はぷっくりと盛り上がり、盛り上がった文字は白くなります。
今回は、この凸凹した文字をレイヤースタイルを使ってエンボス加工を上手に表現したり、パスを使ってちぎれたテープを作ります。webパーツとして使ったり、ちょっとした写真加工のアクセントとして使ってみて下さい。
長方形ツールで長方形を作成し、文字を入力します。長方形[65mm×13mm]・文字[#ffffff][HGPゴシック,18pt]
※長方形の色や・フォントはお好きな種類で構いません。
レイヤースタイルは、作る大きさによって多少変わってきます。使うフォントやテープの色でも表現が変わってくるので、数値は目安にして下さい。
レイヤースタイル:ベベルとエンボスで立体感を出します。シャドウモードの色は長方形(テープの色)と同じにします。少し濃いめの色にしても構いません。
描画モードの色は長方形(テープの色)と同じにします。少し濃いめの色にしても構いません。
レイヤースタイル:光彩(外側)で文字が盛り上がった部分の境目を作ります。
レイヤースタイル:ドロップシャドウで文字が盛り上がった部分の境目をさらに強調します。
文字が盛り上がったように見え立体感がでました。
プラスチックテープの特長のテープの枠の白い部分を、レイヤースタイル:光彩(内側)で作ります。
テープに細い白い枠ができました。
Step01で作成した長方形のレイヤーを選択します。ペンツールを選択し、オプションバーで[パス]に切り換え、[前面シェイプを削除]にチェックします。
ペンツールで上図のようなギザギザの形を作ります。パスが重なったところがなくなり、長方形がちぎれたような形になります。
テープの両端がちぎれたような形になりました。テープの長方形は変形しても、レイヤースタイルの適用は変わりません。
ラベルテープ風のパーツの作り方はこれで完成になります。あとは色々とアレンジを加えて下さい。
テープの色を変えたり、テープのギザギザを変えてみて下さい。ワープで丸まったようなカーブをつけるのもいいですね。デザインに何か物足りなさを感じたときなどに、ちょっとしたアクセントパーツとして使ってみて下さい。
ガラスの小瓶に立体的な文字を合成する方法(Photoshop)を参考にラベルテープを小物に合成してもいいですね。