を説明していきます。
よくあるミスなのですが、イラストレーターではフォントを入力して、そのままグラデーションを適用しようとしてもグラデーションは適用されません。入力したフォントをアウトライン化する必要があるんですね。
なんだかややこしそうですが、やり方は非常に簡単です。それでは具体的な方法を見ていきましょう。
文字ツールで適当な文字を書きます。
例では「WHY NOT?(もちろん!)」と入力してみました。
入力した文字をアウトライン化します。
選択ツールで文字を選択し、[右クリック→アウトラインを作成](書式→アウトラインを作成)をクリックします。
(参考記事:イラストレーターの文字のアウトライン化について)
文字がアウトライン化されました!
よく見ると文字の周りにパスが生成されています。
文字をアウトライン化することで文字がパスに変わり、画像として扱えるようになったんですね。あとは文字にグラデーションを適用させるだけです。
選択ツールで文字を選択し、グラデーションを適用させます。
文字をアウトライン化することでグラデーションが適用されました。なお、この文字は加工や変形もすることができます。
Step04で文字にグラデーションを適用させることが出来ましたが、1文字1文字に異なる色のグラデーションを適用させるにはグループを解除する必要があります。
文字を選択して[右クリック→グループ解除](オブジェクト→グループ解除)をクリックします。
グループが解除されました。
これで1文字1文字に異なる色のグラデーションを適用することができます。
1文字1文字に異なるグラデーションを適用させました。
結局、イラストレーターで文字にグラデーションをかけるにはアウトライン化する。これだけ覚えていただければ結構です。
アウトライン化した文字は画像と同じ扱いになるのでグラデーションがかけられるんですね。また、アウトライン化した文字は画像と同じ扱いになるので自由に変形や加工もできます。
文字の変形や加工に関しては、イラストレーターで文字を加工、変形する方法でも同じ様なことを説明してますので、そちらも参考にしてみてください。