Photoshopの不透明度と塗りの違いの説明をします。
どちらも、画像などレイヤーの透明度を調整する機能と分かっていてるけど、いまいち違いがはっきりしない。なんとなく値を設定して、こんな感じかな?と使っている方は多いいと思います。
二つの違いをはっきり理解すると、デザイン力も上がり、作業効率アップにもつながります。
不透明度の値が下がると、レイヤー上にある物(画像・ペイント・レイヤースタイルなど)すべてが透明になり、背景が透けて見えるようになります。
ドロップシャドウのレイやースタイルを適用しています。画像と一緒にレイヤースタイルの効果も透けて背景が見えます。
背景に画像などを合成したり、なじませることができます。不透明度0%にすると、レイヤー上の画像が完全に透明になってすべて見えなくなります。
レイヤースタイルを適用したレイヤーの塗りの値を下げると、レイヤースタイルの効果の透明度は維持されたまま、元の画像のみ透明になって背景が透けて見えるようになります。
レイヤースタイルの効果は維持されたまま、元の画像だけが透けてます。
塗り0%にするとレイヤースタイルだけが表示されます。水滴のようなレイヤースタイルの効果だけを使いたい時に便利です。
(参考記事:Photoshopで作る水滴のイラスト)