Photoshopを使って写真を絵画風に仕上げるTipsをご紹介します。
油絵で描いたような絵画風デザインです。Photoshopのフィルタを使えば写真をこうした絵画風に加工することができます。初心者の方でも簡単にできるTipsですので、ぜひお試しください!
Photoshopで絵画風に加工するための写真を用意します。
まずは編集しやすいようにレイヤーをフィルタ用の[スマートオブジェクト]に変換します。
[スマートオブジェクト]に変換することで画像に対して直接変更を加えることなくフィルタを適用することができます。
[フィルター→スマートフィルタ用に変換]をクリックします。
OKをクリックします。
レイヤーがスマートオブジェクトに変換されました。
さて、Photoshopで写真にフィルターをかける準備が整いました。いよいよ写真に絵画風のフィルターを適用していきます。
写真に絵画風の表現を加えるには複数のフィルターを適用させます。まずは[フィルター→アーティスティック→塗料]をクリックします。
[塗料]で上図のように設定します。
画像に[塗料]が適用されました。左の画面で適用された[塗料]の効果を確認することができました。だいぶ絵画らしくなってきましたね。
さらに絵画風の表現にするために、[塗料]の上に新しい効果を追加してみたいと思います。
画面の右下にある[新しいエフェクトレイヤー]をクリックしてください。
新しいエフェクトレイヤーが作成されました(上図右)。
続いて作成された新しいエフェクトレイヤーに[網目]の効果を適用させます。
画面の[ブラシストローク]の中にある[網目]をクリックし、上図のように設定してください。
上図設定はあくまでこの写真に適した設定です。[網目]や[塗料]の設定に関しては、写真に絵画風の印象が異なります。
[網目]と[塗料]のスライダーを動かすことで効果は変化しますので、左側のプレビューを見ながらそれぞれの写真にあった設定に微調整してください。
Photoshopで写真を絵画風に加工することができました。エフェクトレイヤー[網目]、[塗料]を使用することにより、写真がキャンバスに描いた絵画のようになりましたね。
方法はとても簡単でしたね。Photoshopのフィルターには他にも様々な効果がありますので、色々とお試しください。
(関連記事:Photoshopでシンプルな写真を絹目調に加工する方法)
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