Photoshopでパスで描いた線にブラシを適用します。
ブラシで線を描くときはフリーハンドで描きますが、パスで作成した線にブラシを沿わせて描くこともできます。
ブラシパネルでブラシの設定をすれば、任意の形やテクスチャが入った多種多様のブラシでパスに沿って描くことができます。
Photoshopを開き、新規ファイルを作成したら、新規レイヤーを作成します。
※ペンツールで線を描くとき、見やすいように背景を白に設定しています。
(参考記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明)
「ペンツール」を選択し、オプションバーで「パス」を選択したら、パスで線を描きます。今回は例として直線にしています。
「ブラシツール」を選択し、ブラシパネルを開きます。[ブラシ:ソフト円ブラシ] [直径:30px] [間隔:1%]程に設定します。ブラシツールを選択したまま次に進みます。
ブラシの種類や各設定は任意で構いません。
パスパネルを開き、先ほど作成したパス(作業用パスorパス1と表示)を選択します。
レイヤーパネルの新規レイヤーを選択してから、パスパネルの下の「ブラシでパスの境界線を描く」をクリックします。すると、パスで描いた線にブラシが適用されます。
※設定したブラシが適用できない場合、「パスの境界線を描く」をクリックするときに、ブラシツールが選択されていない可能性があります。
簡単にパスで描いた線にブラシを適用することができました。パスは直線以外の線でもブラシを沿わすことができます。
ブラシの線を細くしたい時は、ブラシサイズを小さくします。また、手書き風のようなかすれを出したい時は、ブラシパネルのテクスチャを設定します。
手描き風のブラシのテクスチャはPhotoshopで水彩画風の加工方法を参考に設定しています。