をご紹介します。
輪のオブジェクトを交差させ、鎖のように繋がっているように見せます。今回はシンプルな正円の輪で作りますが、この方法を覚えておくと、応用としてチェーンや五輪の輪など色々なイラスト・素材を作ることができます。
「楕円形ツール」で塗りなしの正円を作ります。([線幅:20pt]に設定しました)
[オブジェクト→パス→パスのアウトライン]でアウトライン化をします。これで、ドーナツのような輪のオブジェクトができました。
(参考記事:複合パスとは?(Illustrator))
輪のオブジェクトをコピーし、分かりやすいように色を変えます。2つの輪を交差するように重ねたら、[パスファインダー→分割]をします。
(参考記事:イラストレーターのパスファインダーを今日から使いこなそう)
オブジェクトが交差している部分を「ダイレクト選択ツール」で選択します。「スポイトツール」で、もう一つの輪のオブジェクトをクリックして、同じ色に変更します。
輪のオブジェクトを交差することができました。
交差させるオブジェクトを増やすと、チェーンや五輪マークなどが作れますし、知恵の輪のようなイラストも作る事ができます。また背景の模様として、輪が交差した不思議な雰囲気のパターンを作る事もできます。
形や色を変えてみるとなかなか面白いものが作れます。練習を兼ねて色々とチャレンジしてみてください。