Photoshopで紅葉の写真をより鮮やかに補正します。
今回の写真の補正は紅葉です。紅葉は緑に黄色・赤と様々な色がまじりあって、とても色鮮やかなきれいな景色です。ですがこの紅葉をきれいに撮るのは難しいですし、いざ補正をしようとしても、様々な色がまじりあっているのでなかなか難しいものです。
そんな難しくて手間のかかる紅葉の写真を、驚くほど簡単に補正できる方法をご紹介します。
とてもきれいな紅葉の写真ですが、もう少し各色をはっきりさせ、メリハリがある写真にします。
今回はshutterstockで購入した写真を使います。
(上記写真はshutterstockで購入した写真です。こちらの写真を使用する際は必ず同サイトで購入し使用して下さい。)
レイヤーパネルから[新規調整レイヤー:トーンカーブ]を作成し、「プリセット:コントラストを上げる(RGB)」を選択します。
この時コントラストが強すぎた場合は、トーンカーブをいじるより、不透明度を少し下げてコントラストをやわらかくする方が調整しやすいです。
他にも[プリセット:コントラスト中]もあるので、写真によってコントラストは加減して下さい。
Photoshopで紅葉の写真をより鮮やかに補正できました。
水面に写っている紅葉もきれいに見えるようになりました。コントラストを少し強めにすると、メリハリが出るので写真に奥行きが出ます。
全体にモヤッとしていた景色が、補正をすると奥行きが出てダイナミックな紅葉の景色になります。
赤・緑・黄色がはっきりしたので、紅葉の美しさがよく分かるようになりました。
このようにとても簡単に補正ができるので、補正が苦手な方は特に驚かれたと思います。
この方法は紅葉の写真以外にも、少し薄曇りのような写真の補正にも使えるので、ぜひお試しください。
ただ上図のように色かぶりの写真には適しません。色の濃淡ははっきりましたが色かぶりは直ってませんね。
ホワイトバランスが合っていなかったり、色かぶりしてしまった写真の補正には適していないので、このような写真の場合は、各色の調整をしたりとほかの補正方法を使用します。