整列パネルはオブジェクトを正確な間隔で配置したり、揃えて並べたりする時に、とても重宝する機能です。前回の整列パネルでは「オブジェクトの整列」についてまとめました。
今回は「オブジェクトの分布」についてまとめています。
オブジェクトの分布は、選択した複数のオブジェクトを、指定した基準の位置から均等な間隔で配置します。基準にする位置は6種類あり、オブジェクトの上下左右の端や中央を基準にします。
オブジェクトのどの位置を基準にして、複数のオブジェクトを均等に配置するかを決めるボタンです。
各ボタンの名称:オブジェクトの分布
①【垂直方向上に分布】
②【垂直方向中央に分布】
③【垂直方向下に分布】
④【水平方向左に分布】
⑤【水平方向中央に分布】
⑥【水平方向右に分布】
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オブジェクトの分布の使い方は、[複数のオブジェクトを選択し、整列パネルの「オブジェクトの分布」の各ボタンをクリック]します。
選択した基準の位置からの間隔で、オブジェクトが均等に配置されます。両端のオブジェクトは動かずに、中間のオブジェクトが移動して間隔を均等にします。
・垂直方向上に分布:各オブジェクトの上端を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
・垂直方向中央に分布:各オブジェクトの中央を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
・垂直方向下に分布:各オブジェクトの下端を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
・水平方向左に分布:各オブジェクトの左端を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
・水平方向中央に分布:各オブジェクトの中央を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
・水平方向右に分布:各オブジェクトの右端を基準にして、オブジェクトが均等に配置します。
キーオブジェクト設定すると、オブジェクトを配置する距離を決めることもできます。
まずは[複数のオブジェクトを選択→キーオブジェクトをクリック]します。選択した状態で[値を入力→分布方向を選択]します。これで、指定した基準の位置から設定した間隔でオブジェクトが配置されます。