イラストレーターでクリスマスオーナメントのイラストを描きます。
今回はイラストレーターの3Dを使って、立体的なクリスマスのオーナメントを作ります。3Dを使うとなると難しそうなイメージがありますが、以前ご紹介した「3Dの球体にパターンとロゴを入れる方法(イラストレーター)」と同じようにように作れるので、比較的作りやすいと思います。
基本の形をマスターすると、応用として様々な形や模様を作る事ができますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
[塗り:なし・線:dc0004]に設定し、楕円ツールで[200px]の正円を作成します。左側のアンカーポイントを削除(Ctrl+X)して、右側を残した半円を作ります。
(参考記事:3Dの球体にパターンとロゴを入れる方法(イラストレーター))
半円を選択し[効果→3D→回転体]で、3D回転体オプションを開きます。プレビューにチェックを入れ、様子を見ながら各設定をします。
3Dで球体を作る事ができました。これがオーナメントの土台になります。
まずはタテのストライプを作ります。長方形ツールで[20px×350px]の長方形を作り、長方形の間隔を[40px]して6本並べます。
長方形の下のアンカーポイントを選択します。移動(Shift+Ctrl+M)ダイアログを表示して、[水平方向:-200px]に設定し、斜めのストライプに変形します。
斜めのストライプをすべて選択し、シンボルパネルにドラッグして登録します。これでオーナメントに模様を加えることができます。
アピアランスパネルの「3D回転体」をクリックして、もう一度3D回転体オプションを開きます。プレビューにチェックを入れ、マッピングをクリックして、アートをマップを表示します。
[シンボル:斜めのストライプ]に設定します。プレビューを見ながら、模様の位置・大きさを調整してオーナメントに模様を加えます。
オーナメントの土台に、ねじれたストライプ模様が入りました。
オーナメントを選択し、アピアランスを分割します。ストライプの部分だけを選択したら、ゴールドのグラデーションを設定します。
長方形ツールで[34px×16px]の長方形を作成したら、[効果→スタイライズ→角を丸くする]で[3px]ほど、角を丸くします。
つづいて、[効果→ワープ→アーチ]で、盛り上がるような形に変形します。
楕円形ツールで[12px×18px]・[線幅:2pt]の楕円を作り、下のアンカーポイントを削除します。上だけの半円ができたら、[オブジェクト→パス→パスのアウトライン]をします。
楕円ツールで[5px]の正円を2つ作り、少し距離をあけて上下に配置します。ブレンドツールのオプションで[距離:5px]設定し、正円の間に正円を作ります。
こちらもチェック!:イラストレーター ブレンドツールの基本的な使い方
グラデーションのメタルのパネルを開きます。[キャップ:真ちゅう艶あり]・[フック/チェーン:真ちゅう(円形)]を設定します。
色の設定ができたら、各パーツの中心を揃えて配置します。
クリスマスオーナメントの完成です。
3Dを使って立体的なグラスボールのオーナメントを作る事ができました。
シンボルに模様を登録すれば、さまざまな模様を3Dの立体に入れることができます。色の設定や大きさなども自由に変更して、カラフルなオーナメントを作成してください。