Photoshopで暗く撮れた夜景の写真を明かるく補正します。
夜景を綺麗に撮影する時、カメラを固定したりIS0感度の設定をしたりと、いろいろとやってみたのに残念な結果なってしまうことがあります。暗すぎたり、明るすぎたりと思ったような夜景の写真を撮るのは難しいですね。
今回は明るさが足りず地味な夜景の写真を明るく補正します。
Photoshopで写真を開きます。
ビルの明かりなどライティングされている所は明るく撮れていますが、全体的に暗い夜景になっています。この夜景の写真を白とびしないように、全体に明るく補正します。
(上記写真はshutterstockで購入した写真です。こちらの写真を使用する際は必ず同サイトで購入し使用して下さい。)
Deymos.HR / shutterstock
画像を劣化させないために、画像をスマートオブジェクトに変換します。[レイヤーパネル→メニュー→スマートオブジェクトに変換]を選択します。
[イメージ→色調補正→シャドウ・ハイライト]でダイアログを開きます。プレビュー画面を見ながら、スライダーを動かして調整します。
「シャドウ」で暗い部分を明るく補正します。白とびしたり、ノイズがですぎないようにプレビューで様子を見ながら少しずつ調整します。
「ハイライト」で明るい部分を暗く補正します。明るすぎる部分を少し押さえるために調整します。
夜景が全体に明るくなりました。遠くの方の夜景もより分かりやすくなっています。補正の前後を見比べると、暗いところは明るく、明るいところは白とびしていません。
暗い夜景を赤るく補正することができました。
「シャドウ・ハイライト」では、明るすぎる部分を抑える事ができるので、明暗の調整にとても重宝します。各設定は写真によって違うのでプレビューを見ながら少しずつ調整して下さい。
※「シャドウ・ハイライト」は詳細設定もできるので、より細かい調整をする場合は詳細オプションを使用して下さい。
Photoshopで逆光写真を補正してメリハリのある写真にしよう、でも「シャドウ・ハイライト」を使用しているのでこちらも参考にして下さい。