Photoshopで草花の素材を並べて飾り文字を作ります。
草花の飾り文字を使用すると、インパクトがあるのでデザイン全体がいっそう華やかになりますね。
テーマに合わた素材を使うことで事で、デザインを華やかにするだけでなく、伝えたい内容がより伝わりやすくなります。
一見難しい飾り文字ですが、入力した文字を目安に素材を配置するので、比較的作りやすいと思います。
切り抜いた草花の素材を用意します。素材を組み合わせて文字を作るので、なるべくたくさんの種類を用意します。素材の数がそろわない場合は、色調補正で素材の色を変えて使用してください。
こちらの素材はかわいい素材 花とストロベリーを使用しています。
(上記素材は同書籍を購入して使用しています。こちらの素材を使用する際は必ず同書籍を購入し使用して下さい。
背景のある素材は写真の背景にもよりますが、「マジック消しゴムツール」や「パス」などで切り抜きます。
Photoshopで背景を透明にする方法
画像をパスで切り抜く方法(Photoshop)
文字を入力します。作業中に文字レイヤーが動かないようロックをします。
※文字は素材を配置するガイドの役割をします。作りたい飾り文字のイメージに合うフォントを使用して下さい。
切り抜いた素材を文字に合わせて配置します。素材は使いまわせるようにコピーして使います。
文字に合わせてサイズ・角度を調整したり、必要な部分を切り取って配置します。
時々、文字レイヤーを非表示にして、配置した素材に隙間がないか確認してください。
素材が増えると、その分レイヤーも多くなるので扱いにくくなります。配置した素材を選択しやすいように、アルファベット内でも各パーツに分けてフォルダーにまとめます。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、こうしたひと手間が作業効率をアップさせます。
文字に沿って、バランスよく素材を配置することができました。あとは残りの文字にも同じように素材を配置します。
残りのアルファベットにも素材を配置します。分かりやすいように一文字ずつフォルダーにまとめます。
Oなどカーブした文字には草木の素材を円形に変形してフレームを作る方法のように、パペットワープを使用しています。
すべての文字に素材を配置したら、あらためて全体の文字のバランスを確認します。一文字ずつと、まとめて見たときでは印象が違ってきます。
バランスが悪い文字があれば、素材を変更したり、位置や大きさなどを調整します。
アルファベットの一番上に配置している素材のレイヤーをダブルクリックします。レイヤースタイルを開き、ドロップシャドウを設定します。(※例:Fのバラ)
レイヤースタイルをコピーして、他の素材にもレイヤースタイルをペーストします。これで、草花が一つひとつ重なっているように見えます。
アルファベットのフォルダーを選択し、ドロップシャドウを設定します。草花の立体感を出したいので、先ほどより少し大きいドロップシャドウを設定します。
厚みのある飾り文字ができました。
草花の写真素材を並べた華やかな飾り文字ができました。
素材をバランスよく配置するのは地道な作業ですが、素敵な飾り文字に仕上げることができます。
他の素材で飾り文字を作る場合、テーマとかけ離れたもので組み合わせてしまうと、相手に伝わりにくくなってしまいます。テーマに合った素材を組み合せて、すてきな飾り文字を作ってください。
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