をご紹介します。和紙のテクスチャがあれば背景はもちろん、カードや名刺、デジタルコラージュにも使う事がきます。
今回の和紙のテクスチャは、色を変えやすく豊富なバリエーションを作ることができるので、とっても使い勝手のいいテクスチャです。
新規ファイル[800px×600px]のサイズを作成し、ツールパネルの色を設定(描画色#00000、背景色#ffffff)に設定します。
[フィルター→描画→雲模様2]で雲模様2を適用させます。
雲模様2を適用した状態です。
このままではただの雲模様のテクスチャですが、これから和紙らしさを出していきます。
和紙の模様を作るためフィルターを使います。
[フィルター→表現方法→輪郭検出]で繊維のような模様ができました。
輪郭検出を適用した状態です。
雲模様の時と全く違って細かい線が現れ和紙に入ってる繊維のような模様になりました。
この状態でも、十分和紙のテクスチャのようにに見えますがもう一工夫します。
和紙っぽさを出すために色を少し明るく調整をします。
[イメージ→色調補正→色相・彩度]で上図のように設定して下さい。
ブルーグレーからベージュ色になりました。だいぶ和紙らしくなってきましたね。
和紙らしさをさらに出すため、少し表面をぼかします。
[フィルター→ぼかし→ぼかし(表現)]で上図のように設定した下さい。
Step03より全体がぼけて和紙らしさが出ました。
これで和紙のテクスチャの完成です。
あとは色を変えて和紙のバリエーションを増やしていきます。
一色だけではさびしいので、色を変えたいと思います。
レイヤーパレットの下にある「新規レイヤーを新規作成のアイコン」をクリックしたら、べた塗を選択します。
色のダイアログボックスが表示されるので、色を決め、その後、[描画モード→カラー]にします。
(参考記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明)
和紙をピンク色に変更してみました。
同じ流れで色を変えていくと、豊富にバリエーションを増やすことができます。
4つの和紙のバリエーションを作りました。
基本の和紙のテクスチャを作ってしまえば、自分の好きな色を豊富に作る事が出来るので、とっても便利なテクスチャだと思います。ちぎり絵風にすることもできますし、ポストカードの背景にもいいですね。
和紙の色を調整する時は、色調補正を使ってもいいですよ。
(関連記事:クラフト紙の背景テクスチャとヴィンテージ風デザイン)
(関連記事:和風水墨背景の作り方(イラストレーター))