今回はPhotoshopで作るリアルな木目テクスチャのご紹介です。
Illustratorで作るモダンな木目のデザインや、木目テクスチャの作り方(Photoshop)でも、木目の作り方をご紹介しましたが、何かと木目のテクスチャは使う機会が多いかとおもいます。
今回は木目のテクスチャの中にうねりがあるので、よりリアルな木目になっています。
難しそうに見えても、簡単に作れるのでさっそく作り方を見てきましょう。
[800px×600px]の新規ファイルを作成します。
次に色を設定します。描画カラー<#b05e07>・背景カラー<#582b02>
木目の基本になる<ファイバー>を使います。
[フィルター→描画→ファイバー]で上図の数値を設定して下さい。
<ファイバー>を適用しました。
設定した色や数値がは違いますが「Photoshopで1分で作る木目のテクスチャ目」と同じような木目のテクスチャになりました。
<ぼかし>を使ってなめらかな木目にします。
[フィルター→ぼかし→ぼかし(移動)]で上図の数値に設定します。
Step02で粗かった木目がなめらかになりました。
なめらかにした木目のテクスチャに少しざらつきをつけます。
[フィルター→シャープ→スマートシャープ]で上図の数値を設定します。
<スマートシャープ>を適用したことで、Step03のなめらかよりも粗く、Step02の粗さよりもやわらかい感じの木目のテクスチャになりました。
ストレートな木目にうねりをつけます。
上図のように左上を長方形の選択範囲で囲みます。
[フィルター→変形→渦巻き]で上図の設定をし、木目にうねりを加えます。
Step05のうねりを上図の選択範囲で囲まれた場所にも加えます。
上図の数値の設定でStep05の流れと同じように行います。
選択範囲の大きさは目安なので大体の大きさで大丈夫です。ただ、大きさを変えることがリアルな木目のテクスチャになるポイントなので、大きさは不揃いにして下さい。
選択範囲で囲まれた部分にうねりを加えた状態です。
この段階でも、リアルな木目のテクスチャに見えますね。ですが、もう一工夫することで、より、リアルな木目になります。
あともう一息です。
<渦巻き>とは違ったうねりをつけます。
[フィルター→変形→つまむ]で上図の数値を設定し、ストレートな木目のテクスチャに左右からつまんだような変形をします。
Step06の<つまむ>を上図の選択範囲で囲まれた場所にも加えます。
上図の数値の設定でStep06の流れと同じように行います。
<つまむ>も<渦巻き>と同じように選択範囲は大体の大きさで大丈夫です。ここでも大きさを変えることがリアルな木目になるポイントなので、大きさは不揃いにして下さい。
完成しました。
<つまむ>を使って<渦巻き>とは違ったうねりを加えると、<渦巻き>だけのうねりよりリアルさがでます。ほんの一手間ですが、かなり感じが違いますね。
木目にうねりがあると作るのがとても難しそうに感じますが、簡単にできたと思いますので、今度は色や選択範囲、数値を変えてオリジナルの木目のテクスチャにチャレンジしてみて下さい。