今回はPhotoshopで作るちょこっと凹んだ足跡のデザインの作り方を解説します。
かわいらしい猫の足跡ですね。凹んだ表現はPhotoshopの[レイヤースタイル]で設定します。初心者の方にも簡単にできますのでぜひ挑戦してみて下さい。
Photoshopを開き、[レイヤー→新規塗りつぶしレイヤー→べた塗り]をクリックします。べた塗りする色を白(#FFFFFF)に設定しOKをクリックします。
続いて猫の足跡を描画します。
[カスタムシェイプ]ツールを選択し、上部に現れたオプションバーのシェイプの右側をクリック(上図参考)、[動物]を選択し、[猫の足跡]を選択します。
続いて[カスタムシェイプオプション]で[固定]を選択し、サイズを入力します。例では幅300px、高さ300pxに設定しました。(お好みの大きさで結構です)
そのままクリックすると指定したサイズの猫の足跡が描画されます。
上図のように2つ描画します。
足跡の大きさや向きなどを編集します。
[移動ツール]を選択し、上部に現れたオプションバーの[バウンディングボックスを表示]にチェックを入れます。
足跡をクリックすると足跡に[バウンディングボックス]が表示されました。
これで足跡が拡大、縮小、回転、移動など自由に編集できるようになりました。
[バウンディングボックス]を利用して、上図のように変形&配置しました。
変形&配置が終わったら、今後の作業のため2つのレイヤーを統合しておいて下さい。(レイヤーパネルで2つのレイヤーを選択→右クリック→レイヤーを統合)
足跡に[レイヤースタイル]を適用させます。
統合した足跡のレイヤーを選択し、[レイヤー→レイヤースタイル→カラーオーバーレイ]をクリックします。上図のように描画カラーを#efefefに変更しておいて下さい。
まだ、OKはクリックしないで下さい。
続けて足跡に凹みの効果をつけます。
開いていた[レイヤースタイル]ダイアログボックスの左側、[べベルとエンボス]を選択し、上図のように設定します。
設定が終わったら、OKをクリックします。
足跡にエンボスが適用され凹んだような効果が得られました。ちょっとした効果をつけたことで足跡に立体感が生まれましたね。
Photoshopのレイヤースタイルは様々な効果をつけることができます。色々といじってみてその効果を実感してみて下さい。