イラストレータで虹のイラスト(絵)の作り方をご紹介します。虹は雨上がりに見ることができてとても晴れ晴れしたイメージがありますね。
虹のイラストがあると全体に暖かい雰囲気が出るので、雲やてんとう虫など他のイラストと組み合わせて使ったりといろいろと使い道がありそうですね。
「楕円ツール」で上図のように2つの正円を作り、「オブジェクトの整列」を使って中心を合わせます。[塗:なし・線:あり]
ブレンド機能を使って、2つの円の間に6つの円を作ります。
[オブジェクト→ブレンド→ブレンドオプション]で上図の設定をし、[オブジェクト→ブレンド→ブレンド作成]を実行。これで間に6つの円ができました。
[オブジェクト→分割・拡張]で上図の設定をします。
見た目は8つの円ですが、実際は両端の2つの円のオブジェクトだけしかありません。編集できるように<分割・拡張>を使って見た通りの8つの円のオブジェクトにします。
「ダイレクト選択ツール」で上図のように下半分を囲み、消去<Delキー>し半円にします。これで虹の枠が出てきました。
このままだと虹色に塗る事ができないので、半円の下の部分を、「ペンツール」でつなぎ描き足しと、半円の片側ずつ選択したら「オブジェクトの整列」で下のラインをそろえて下さい。
まとめて一本の直線で上手くつなげられない場合は、一本ずつ線を書き足してください
8本のラインがある一つのオブジェクトなので、[パスファインダー→分割]で7つの半円のオブジェクトにします。これで、虹の橋ができます。
分割すると、レイヤーの順序がバラバラになっている時があるので、大きい半円から上になるようレイヤーの順番を入れ換えます。黒線で分かりにくい場合は、次の工程の虹色を着けた方で入れ換えてください。
虹の下のラインをクリックし、それぞれの塗を設定し、その後[線:なし]にします。これで虹のイラスト(絵)ができましたが、もう一工夫します。
ブレンドオプションを設定し、虹の内側の2つにをグラデーションを適用します。
スムーズなグラデーションとは違い、段々ができたグラデーションができました。
次は、青と水色をブレンドでグラデーションにします。このように、一段ずつずらしてグラデーションを作り、きれいな虹のグラデーションを作ります。
これで虹のイラスト(絵)の完成です。 少し面倒ですが、 何層にも色が重なったグラデーションにすると、きれいなイメージの虹のイラストが出来上がります。一色ずつしっかり分かれてる虹も可愛くできてますが作るものによりますね。
虹のイラストは、他のイラストと合わせて使うことが多いいですから、全体のイメージに合わせた虹を使うといいですね。