を説明していきたいと思います。今回はヘアラインと呼ばれる一方向に細かいラインがあるシンプルな金属のテクスチャですから、色々と使い勝手がいいと思います。
金属の特徴のメタリックな質感を簡単な方法で作りだしていきますので、さっそくその作り方を見ていきましょう。
新規ファイルを作り[レイヤー→新規塗りつぶしレイヤー→べた塗り]で上図のカラー設定で塗りつぶします。出来上がりの金属のテクスチャはこの色より少し明るめになります。
アートボード全体が設定色に塗りつぶされました。
ダイアログボックスが開く前に「ラスタライズをしますか?」と表示されるので「OK」をクリックして下さい。
塗りつぶしたレイヤーに[フィルター→アーティスティック→粒上フィルム]を適用します。
粒状フィルムのフィルターを適用し、砂のような質感にします。このフィルターが金属のヘアラインの特徴を出すポイントになります。
さて、いよいよ金属の質感を出していきたいと思います。
[フィルター→ぼかし→ぼかし(移動)]で上図の設定します。
砂状が横に伸びるように移動しました。これで金属のテクスチャ、ヘアラインの完成です。あとは、色の調整をしていきます。
レイヤーパネルの白黒のアイコン(調整レイヤーを新規作成)をクリックし、で上図のように設定し、Step04より色を明るく調整します。
色は明るくなりましたが、まだ金属の質感が出ていないのでもう少し調整します。
(関連記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明)
グラデーションサンプルをクリックし、上図のように[色・位置・角度・不透明度]を設定し、グラデーションで金属らしいメタリックな質感を出します。
(関連記事:Photoshopでグラデーションをプロっぽく仕上げる方法)
金属のテクスチャが完成しました。グラデーションをつけたことで、より金属らしいメタリックな質感がでましたね。金属にはいろいろな種類がありますが、作りやすい一番シンプルなものをご紹介しました。
今回はシルバー色ですが、色相・彩度を使って色を調整しアレンジをしてみるのもいいですね。