今回はPhotoshopで芝生のテクスチャの作り方をご紹介します。
芝が青々茂っているように見えますね。本物の芝のようにつんつんと芝が立っているように見えるのは、何種類かのフィルターを使うことで簡単にできます。さっそく試してみましょう。
カラー設定を上図のようにした後、[フィルター→描画→雲模様1]を適用させます。
雲模様1を適用させました。
雲模様はランダムに実行されるので、毎回かわってきます。
上図の設定で[フィルター→ノイズ→ノイズを加える]を実行します。
雲模様にノイズを加えました。スプレーを吹きかけたような感じになりましたね。
上図の設定で[フィルター→テクスチャ→粒状]を実行します。
粗いノイズになり、全体の色も濃くなりました。
上図の設定で[フィルター→表現手法→風]を3回行います。
端の部分が黒くなりましたが、ノイズ状のつぶつぶが横に伸ばされた状態になりました。
このままでは少し荒いので、全体をソフトにするため[フィルター→ぼかし→ぼかし]を実行します。
(参考記事:Photoshopのぼかし(ガウス)を使った背景のぼかし)
風のフィルターの時よりも全体に柔らかい感じになりました。
横になった芝を縦にします。[イメージ→画像の回転→90度(時計回り)]で画像を回転させます。
これで芝生らしくなりました。まだ、下の黒い部分が残っているのでこの部分をカットします。
「切り抜きツール」を使うか、カンパスサイズを設定してカットします。(参考:写真を切り抜く方法 1(Photoshop CS5)、Photoshopのトリミングを詳しく解説)
完成しました。芝生の色は「色相・彩度」で後から調整できます。濃淡の組み合わせで、模様をつけても面白いですね。
風を使うのでどうしても最後はカットしなければいけない部分が出てきます。作る時は初めから大きめのドキュメントサイズに設定することをおすすめします。