Photoshopで水滴のイラストをリアルに作る

Photoshopで作る水滴のイラストをご紹介します。

机の上にお水がこぼれたように表現できてますね。文字も水滴と同じ効果が出てるのが面白いです。

これは、文字やブラシにスタイルを追加して表現しています。スタイルは保存ができるので、一度水滴のスタイルを作ってしまえば、何度でもワンクリックで繰り返し使うことが出来るのでとっても便利な機能です。

Step01 Photoshopで作った木目のテクスチャ画像を用意する

Photosopで作った木目のテクスチャ画像を用意する

Photoshopで作るリアルな木目のテクスチャ木目テクスチャの作り方(Photoshop)を参考に木目テクスチャ画像を用意します。

Step02 シェイプで水滴のベースとなる正円を作る

シェイプで水滴のイラストベースとなる正円を作る

「楕円形ツール」でShiftキーを押しながら、ちょうどよい大きさの正円をつくります。

Step03 画像の変換

画像の変換

正円のレイヤーを[右クリック→レイヤーをラスタライズ]します。

関連記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明

Step04 水滴のイラストにレイヤースタイルを追加

水滴のイラストにレイヤースタイルを追加

上図のようにレイヤースタイルのアイコンをクリックし、<レイヤー効果>を選択します。

Step05 レイヤー効果の設定

レイヤー効果の設定

上図のように<塗りの不透明度>を0%にします。正円が見えなくなりますが無くなったわけではありません。他の設定をしていくと見えてくるので安心して下さい。

Step06 ドロップシャドウで水滴に影をつける

ドロップシャドウで水滴のイラストに影をつける

上図の赤い四角内の設定をします。右斜め下にうっすら影の輪郭ができました。

Step07 シャドウ(内側)で水滴の輪郭を作る

シャドウ(内側)で水滴の輪郭を作る

上図の赤い四角内の設定をします。全体に色の薄い正円の輪郭ができました。

Step08 光彩(内側)

光彩(内側)

上図の赤い四角内の設定をします。うっすら明るい色と、濃い色の2重の正円の輪郭ができました。

Step09 ベベルとエンボス

ベベルとエンボス

上図の赤い四角内の設定をします。左斜め上にうっすら反射したようにできました。

Step10 ベベルとエンボス-輪郭で水滴にうつる光の反射を作る

ベベルとエンボス-輪郭

上図の赤い四角内の設定をします。左斜め上にはっきりと反射ができました。

Step11 グラデーションオーバーレイ

グラデーションオーバーレイ

上図の赤い四角内の設定をします。グラデーションは[白から透明]を選択します。

全体に正円が明るくなり、特に右下が明るくなりました。

関連記事:Photoshopでグラデーションをプロっぽく仕上げる方法

完成

Photoshop水滴のイラストの作り方完成

完成しました。まんまるのかわいい水滴のイラストが出来ました。

アレンジ

Photoshop水滴のイラストの作り方完成

水滴のスタイルを保存し、ブラシでこぼれた水と水滴・文字にスタイルを使いました。

イラストに水滴のスタイルを利用して、お水で描いたようなイラストにしても面白いですね。描くものによって、スタイルの数値を変えてみるとよりリアルな表現ができそうです。

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