Photoshopで写真をレトロに加工する方法

をご紹介します。

上の写真を見てみて下さい。全体的に青みがかっていて、ちょっとレトロな雰囲気が感じられますね。

Photoshopではこうした様々な写真加工ができます。Photoshopがあれば何てことのない一枚の写真をレトロなポスターやCDジャケットなんかに変身させることも可能です。

Step01 加工用の写真を用意する

作成開始

Photoshopで加工するための写真を1枚用意します。

Step02 カラーバランスを変更しレトロ風に

カラーバランスを変更しレトロ風に

まずは、Photoshopで写真全体のカラーバランスを変更します。

色調補正パネル(ウインドウ→色調補正)で[カラーバランス]を開きます。階調を中間調にして、上図のように設定します。(写真によって設定値は変わります。上図を参考に全体的に黄色がかった色調に設定してみて下さい。)

Step03 レトロ感を出すために写真を赤めに加工

レトロ感を出すために写真を赤めに加工

続いて、レトロ感を出すために写真を赤めに加工します。

Photoshopの色調補正パネルで[トーンカーブ]を選択します。トーンカーブダイアログのRGBをレッドに変更し、カーブの山を少し上にあげます。(赤みはお好みの設定でOKです。)

写真が全体的に赤めに加工されレトロ感が出てきました。トーンカーブではレッド、グリーン、ブルーの単一色の補正もできるんですね。

関連記事:トーンカーブで写真を手軽に補正する方法(Photoshop)

Step04 新規レイヤーでべた塗りの青に

新規レイヤーでべた塗りの青に

続いて、[レイヤー→新規塗りつぶしレイヤー→べた塗り]で青にべた塗りします。

例では#0066ffの明るい青を設定しました。

Step05 青のレイヤーを馴染ませる

青のレイヤーを馴染ませる

青のレイヤーを下の写真と馴染ませます。

青のレイヤーを選択し、描画モードを[焼き込みカラー]、不透明度を50%くらいに設定します。(不透明度はお好みで結構です。)

青のレイヤーが下のレイヤーと馴染み、レトロな雰囲気のある写真になりました。なかなかいい感じです。これでも良いのですがもう一工夫します。

関連記事:Photoshopのレイヤーの基本を説明

Step06 ノイズ加工してさらにレトロ感を演出

ノイズ加工してさらにレトロ感を演出

さらに写真にレトロ感を演出するためノイズ加工をします。

Photoshopで[フィルター→ノイズ→ノイズを加える]をクリックします。[ノイズを加える]ダイアログで上図のように設定します。ノイズの量は多くかけると嘘っぽくなってしまうので、かすかに加えるのがポイントです。

出来上がり!

Photoshopでレトロに写真を表現する方法(完成)

Photoshopで写真をレトロに加工することができました。

なかなかいいレトロな感じに仕上がりました。文字を加えることでポスターやCDジャケットなんかにも使えそうですね。

ちなみに文字は中央揃えにしました。文字を中央揃えにすることで画像が引き締まり、海の静けさと期待感を演出する狙いもあります。

関連記事:Photoshopで古いレトロ風な写真に仕上げる方法

関連記事:Photoshopでセピア調の写真を作る方法

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