今回はPhotoshopでかすれたようなフォントの作り方をご紹介します。
かすれた感じのフォントデザインは最近の流行りですね。グランジ系のデザインにとても合いそうです。
作り方はとても簡単です。今回はPhotoshopで紹介していますが、Illustratorでも同様にかすれたような表現はできます。かすれスタンプ風に加工したイラストの作り方ではイラストレーターで作る方法を紹介しています。こちらも併せてご覧ください。
まずはPhotoshopでかすれさせたいフォントを入力します。
今回はフォントArial、Boldで書いてみました。ない場合は似たようなフォントでも結構ですよ。文字はトラッキング（文字パネル→選択した文字のトラッキングを設定）で間隔を詰めておきます。
今後の作業ができるよう入力したフォントをラスタライズします。
文字のレイヤーを選択し、[レイヤー→ラスタライズ→テキスト]をクリックします。
続いて消しゴムツールで文字にかすれを加えます。
①消しゴムツールを選択し、②ツールパネルのブラシ▾をクリック、③▶をクリックし、④Mブラシを選択。Mブラシの中から⑤[ドライブラシ1]を選択します。
[ドライブラシ1]をフォント上でクリックしていきます。フォントをクリックした部分がかすれた部分になります。
ドラッグするのではなく、クリックするのがポイントです。重ねてクリックすることでかすれ具合を濃くできます。
最後に背景などを挿入して完成です！
かすれたフォントが出来上がりました。作り方も簡単でしたね。今回は[ドライブラシ1]を使いましたがPhotoshopには他にもたくさんのブラシがあります。
ブラシに加えて、ひっかいた線などを入れてみても面白いですね。かすれた表現は他にもありますので色々とアレンジしてみて下さい。
（関連記事：かすれスタンプ風に加工したイラストの作り方（Illustrator））
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