人物シルエット(イラスト)を簡単に作成するTips

今回はちょっとした小技のご紹介です。

デザインをしていると人物のシルエットが必要なケースはよく出てきますね。

通常は人物のシルエットをペンツールを使って作成するのですが、これがなかなか難しいのです。(人物は曲線だらけですからね。ウネウネしてて、ベジェ曲線をマスターしていないときれいに描けません。)

そんなあなたにおすすめなのがIllustrator CS5に搭載されているブラシツールです。なんと人物のシルエットのブラシがあるんですね。方法はただ直線を引いてブラシを適用するだけです。5分で人物シルエットが作成できます。

Step01 直線を引く

直線を引く

ペンツールを選択して直線を引きます。(直線はペンツールで始点と終点をクリックすれば引けます。)

Step02 ブラシを選択

ブラシを選択

選択ツールで直線を選択して、ブラシパネル(ウインドウ→ブラシ)を開きます。

ブラシパネルの右上をクリックして、ブラシライブラリを開く→装飾→豪華なカールブラシとフローラルブラシのセットをクリックします。

Step03 “人”を選択

人を選択

豪華なカールブラシとフローラルブラシのセットパネルの下の方に”人”がありますのでクリックします。

出来上がり!

人物のシルエット出来上がり

線にブラシが適用され、あっという間に人物シルエットが完成しました。

補足

人物シルエットイラスト完成

人物のシルエットはできましたが補足します。

ちょっと難しいのですが、線にブラシを適用させればシルエットは完成しますが、元の形状は人物ではなく線のままです。(アウトライン(表示→アウトライン)を見てみると一本の線であることがわかります。)

アウトライン表示した場合

アウトライン表示した場合

形状を線から人物に変形したい場合はオブジェクト→アピアランスを分割を行います。アピアランスを分割を行うことで形状が線から人物に変換されます。(アウトラインを見てみてください。形状が人物に変形しています。)

アピアランスを分割についてはアピアランスの意味と分割とは?に詳しく掲載してあります。分かりにくい場合はこちらを参考にしてみて下さい。

一人の人物オブジェクトまで分解してみる

一人の人物オブジェクトまで分解してみる

アピアランスを分割した人物オブジェクトはいくつかのグループ化がされています。

オブジェクトを選択してグループ解除(右クリック→グループ解除) を何回か繰り返すと人物一人のオブジェクトまで分解することができます。

アレンジ

人物シルエットのアレンジ

分解した人物シルエットをもとにアレンジしてみました。

ちょっとした背景やwebサイトのフッターなどに使えそうですね。カラーを変更するだけでも印象が変わります。

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