今回はイラストレーターで墨汁を飛び散らしたようなイラストの作り方をご紹介します。
そのまま墨汁が飛び散ったイラストとして使ってもいいですし、ブラシとしても使えます。
ギザギザした部分が難しく感じるかもしれませんが、六角形を使えば簡単にできてしまうので、さっそく工程を見ていきましょう。
多角形ツールで六角形をつくります。
※次の工程の<クラウンツール>のブラシと大きさを比較するためなので、コツがつかめたら作りたいサイズでかまいません。
<クラウンツール>をダブルクリックし、ダイアログが開いたら上図の設定をします。
六角形をブラシで覆い、2回クリックして周りをギザギザにます。
六角形がアッという間に、ギザギザに変形しました。この状態でもインクを垂らしたようなブラシに使えますね。
<ワープツール>をダブルクリックをして数値を設定して下さい。ブラシの大きさはアンカーポイントが2~3つくらい入るのが変形しやすいです。
ギザギザした尖った部分をワープツールで流れるような形に変形させます。ワープツールのブラシを上図のようにアンカーポイントにあてドラッグし、これを繰り返します。
様子をみながら数値を変えて下さい。
出来上がりです。見た目よりとっても簡単だったと思います。
きれいに流れるように変形するコツは、いっぺんに変形させず、ワープツールの強さを調整しながら、アンカーポイントを移動させるところです。
出来上がった跳ねを配置してみました。ただ、筆で描いたようなフォントを使うだけより、アクセントとして入れるとデザインの雰囲気ガラッと変わり、クールな感じに仕上がりますね。
既存のブラシのように形を変えたものをまとめてブラシにしてもいいですし、コピペしながら、それぞれ変形させてもいいですね。
今回は墨汁ですが、色を変えればペンキのように表現できますよ。