今回はペンツールを使わずに作る雪の結晶のイラストをご紹介します。
ペンツールを使って描いたような雪の結晶にみえますが、実は既存のブラシ(最初から入っている)を使って作ったイラストです。なので直線を描けばあっという間にできてしまいます。
既存のブラシを組み合わせることで様々な模様の雪の結晶を作ることができますので、ペンツールが苦手な方でも簡単で素敵なデザインに仕上げることができます。
<直線ツール>でタテに直線を描き、<装飾ブラシパレット>から「波型」を選択します。
「波型」が適用されたら、[オブジェクト→パス→パスのアウトライン]でアウトライン化をします。
「波型」の縦のラインは直線ではないので修正します。
<長方形ツール>で長方形を描き、上図のように「波型」のオブジェクトの左端のガタガタした部分に重ねたら、[すべてを選択→パスファインダー→前面オブジェクトで型抜き]で余分な部分を消します。
これで直線になりました。
「波型」のオブジェクトを選択したまま<リフレクトツール>をクリックし、「波型の」オブジェクトの一番下のアンカーポイントを(Alt+クリック)、上図の設定をします。
これで反転されたオブジェクトが反対側にコピペされました。
[すべてを選択→パスファインダー→合体]で2つのオブジェクトを一つにまとめます。
これで、模様の上の部分の完成です
下の部分を作ります。
Step01と同じ流れで今度は「チューリップ」を適用させます。
「チューリップ」を180°回転させたら上図のように配置し、縦の中心を合わせ[全てを選択→パスファインダー合体]でオブジェクトをひとつにまとめます。
これで、雪の結晶の模様の元になるオブジェクトが完成しました。
このオブジェクトを5つコピーするため[効果→パスの変形→変形]で上図の設定をします。
オブジェクトが5つコピペされ、雪の結晶らしくなりました。これを[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。
中心に<多角形ツール>で六角形を描き中心に配置します。
この六角形は好みなので、シンプルにしたい場合は足さなくてもいいですよ。
雪の結晶の完成です。
ペンツールが苦手な方でもブラシの組み合わせで素敵なデザインができますね。
ペンツールで描き足さなくても 、ブラシを適用させたオブジェクトに丸を足したり、型抜きをすれば、また違った模様もできます。
多少のアンカーポイントを移動するだけでまた違ったデザインになるので、ぺンツールの苦手な方でも少し試してみるといいですよ。
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