イラストレーターでを説明していきたいと思います。いちごは季節を問わず色々と使えるイラストです。
ですが、作ろうと思ってもイラストは難しいと思いあきらめてしまう人もいるかと思います。今回はそんな方にぜひおすすめしたいと思います。
いちごのイラストの簡単な制作の流れは、イラストレーターを使って①楕円ツールで果肉とつぶつぶを作る②長方形、楕円ツールでヘタを作るです。見た目より簡単に作れるイラストですからぜひお試し下さい。
いちごの果肉の部分となる丸を作ります。塗りはお好みの色で塗り、線なしにして下さい。
「楕円ツール」でshiftキーを押しながら正円を作ります。
丸がいちごになるの?と思う方もいるかもしれませんが、次での工程でいちごらしくなります。
いちごの輪郭を作るため上下のアンカーポイントを移動します。
「ダイレクト選択ツール」で円の上のアンカーポイントを選択し、両端に少しカーブが残る程度に下に(1/4程度)ドラッグして平らに、下のアンカーポイントも下にドラッグして、丸三角形にします。
これでいちごの輪郭ができました。
つぶつぶを作る前にいちごのレイヤーをロックします。いちごのオブジェクトを誤移動させないため、上図の赤い四角の部分をクリックして鍵のアイコンを表示させます。
試しにいちごをクリックしても選択されないと思います。これがロックした状態です。もう一度、鍵のアイコンをクリックすると解除されます。
「楕円ツール」でいちごを見ながらちょうどいい大きさのつぶを作ってください。[塗り:あり・線:なし]
つぶつぶをいちごの上に移動させます。
コピー、ペーストでつぶつぶを好きな位置に配置していきます。
つぶつぶをクリックしAltキーを押しながらドラッグし、ペーストしたい位置で指を離すとコピー、ペーストができます。
これを繰り返し好きな位置に配置していきます。
いちごの上につぶつぶが配置され、だいぶいちごらしさがでてきました。
ヘタを配置する時にいちごとつぶつぶを誤移動させないため、いちごとつぶつぶが入っているレイヤーごとロックします。
ヘタ用に新規レイヤーを作ります。上図の赤い四角の「新規レイヤーを作成」をクリック。
ヘタの棒を作り、いちごの上に配置します。
「長方形ツール」で、いちごを見ながらちょうどいい大きさのヘタの棒を作り、いちごの頭の部分に配置します。[塗り:あり・線なし]で。
ヘタの葉のような部分を作ります。
「楕円ツール」で棒や、いちごを見ながらバランスのいい大きさを作ります。[塗り:あり・線なし]
「アンカーポイントの切り換えツール」で、楕円の下のアンカーポイントをクリックし先端を尖らせます。
「スマートガイド」にチェックを入れてください。
「スマートガイド」を使うと、他のオブジェクトを基準にして、オブジェクトの位置を示すラインなどが表示されるので、オブジェクトの移動や配置がスムーズになります。
棒の中心を目安にヘタを棒の下に配置します。
スマートガイドが機能しているので、お互いの縦の中心が重なっているのが表示されます。
葉を選択したまま「回転ツール」を選択し、楕円の上のアンカーポイントを(Altキー+クリック)、上図のように設定して回転、コピーします。
先ほど、コピーした2つ目の葉を選択し、上図のように設定し3つ目を作ります。これで、ヘタの片側ができました。
ここで、この3つ葉ををリフレクトコピーして完成させたいところですがもう一工夫します。
少し、果肉に対してヘタのバランスがいまいちです。
2つ目、3つ目 とも各順番に選択し、バウンディングボックスが表示されたら、上図の矢印が示しているハンドル(白い四角)を右斜めにドラッグし縦長にします。
あともう一息です。
3つのヘタを(shiftキー)を押しながら選択し、そのまま「リフレクトツール」を選択して3つが重なるアンカーポイントを(Alt+クリック)、上図の設定をし反転コピーします。
ヘタの大きさの調整は面倒ですが反転させてみるとこの方がバランスがいいのがわかると思います。
いちごのイラストの完成です。
少し面倒な部分もありましたが、ちょっとした工夫でイラストの感じが変わってきます。ちょっとしたひと手間が大切ですね。