クールなドッグタグのイラストの作り方(イラストレーター)

イラストレーター ドッグタグのイラストの作り方
イラストレーター ドッグタグのイラストの作り方

イラストレーターでドッグタグのイラストを作ります。

Photoshopのスタイルを使わずに、イラストレーターのグラデーションで、メタルの質感とメタルプレートに文字が打ち込まれたような立体感を表現します。

その他に、ドッグタグに必須なボールチェーンの作り方もご紹介しています。

Step01 長方形を作成し角を丸くする

長方形を作成し角を丸くする

長方形ツールで[175px×140px]の長方形を作ります。

[効果→スタイライズ→角を丸く]で長方形の角を丸くしたら、アピアランスを分割します。

Step02 ワープで長方形を変形する

ワープで長方形を変形する

[効果→ワープ→でこぼこ]で長方形の両端を膨らませ、アピアランスを分割します。これで、ドッグタグの外形ができました。

Step03 ドッグタグのオブジェクトに穴をあける

ドッグタグのオブジェクトに穴をあける

楕円ツールで[20px]の正円を作ります。

正円をドッグタグのオブジェクトの上に配置し、整列パネルの「垂直方向中央を整列」で中心を揃えます。

2つのオブジェクトを選択し「前面オブジェクトで型抜き」をして穴をあけます。これで、ドッグタグにチェーンを通す穴ができました。

Step04 メタルプレートのような塗りを設定する

メタルプレートのような塗りを設定する

グラデーションでメタルプレートの質感を表現します。

塗り:[スウォッチライブラリーメニュー→グラデーション→メタル→スズ]。[線:#b3b3b3・太さ:2px]に設定します。

グラデーションでメタリックなロゴの作り方(イラストレーター)

Step05 メタルプレートに立体的な縁を作る

メタルプレートに立体的な縁を作る

アピアランスパネルの線を選択します。[効果→パス→パスのオフセット]で内側に線を作ります。

ドッグタグに立体的な縁ができ、よりメタルプレートらしさが出ました。

Step06 文字を入力しコピーする

文字を入力しコピーする

文字を入力し、アウトライン化したらコピーします。[Arial Black/18pt]文字は少し太めのを使用します。

続いて上の文字[塗り:#e6e6e6]・[線:#808080]。下の文字[塗り:#333333]・[線:#333333]に設定します。

Step07 後ろの文字をぼかす

後ろの文字をぼかす

後ろの文字をぼかして、文字がメタルプレートに打ち込まれたような立体感を出します。

後ろの文字を選択し[効果→ぼかし→ぼかし(ガウス)]で文字をぼかします。

上の文字と合わせると、ぼかした文字が立体感を出すための影の役割をしているのが分かります。

Step08 紐状(チェーン)のパスを描く

紐状(チェーン)のパスを描く

鉛筆ツールで、紐状のパスを描きコピーします。線の色・太さは後で設定します。

Step09 正円をブレンドツールで増やして並べる

正円をブレンドツールで増やして並べる

ボールチェーンの玉を作ります。

[10px]の正円を2つ作ります。2つの正円を離して並べ、ブレンドツールで間に正円を作ります。

正円はここできっちりとした、数・間隔にしなくても大丈夫です。後でブレンドオプションで調整できます。

参考記事:イラストレーター ブレンドツールの基本的な使い方

Step10 ブレンド軸を置き換える

ブレンド軸を置き換える

ボールチェーンを作ります。

ブレンドツールで並べた正円と、一番上の紐状のパスを選択し[オブジェクト→ブレンド→ブレンド軸を置き換え]を実行します。

ボールチェーンの玉の数や、間隔はパスの形状に合わせて調整して下さい。

Step11 ドッグタグの最終仕上げ

ドッグタグの最終仕上げ

ボールチェーンの後ろの紐状のパスは、アウトライン化した後、メタルのグラデーション「白目」を適用します。※CS6では線にグラデーションを適用できます。

ドッグタグのメタルプレートのグラデーションは、角度45°に設定しました。

ボールチェーンがメタルプレートの穴に通っているように見せるため、背面にも配置します。

穴に通したり結び目など、一部を背面に配置する方法は幅広いデザインで使えるシンプルなペーパータグの作り方(イラストレーター)を参考にして下さい。

ドッグタグの完成

イラストレーター ドッグタグのイラストの作り方

背景を合わせると、一段とドッグタグの雰囲気がよくなります。

ドッグタグの配置する角度に合わせて、グラデーションの角度を変えてみて下さい。

また設定した色やグラデーションは、合わせる背景によって調整して、メタルプレートの質感を引き出せるようにしてみて下さい。

背景に使用している迷彩模様はこちら迷彩柄の描き方(イラストレーター)

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