イラストレーターで袋文字に複数の縁取り線を入れる方法

をご紹介します。

袋文字の縁取りは、線パネルで線幅を太くしたり、パスのオフセットなどで作りますが、今回は「アピアランスパネル」を使って縁取り線を作ります。

文字のアウトライン化をせずに袋文字を作れるので、後で文字の編集ができてとても便利です。

Step01 文字を入力する

文字を入力する

文字を入力します。今回はアウトライン化せずに文字をそのまま使用します。[font:Bigfish Black/70pt]

参考記事:イラストレーターの文字のアウトライン化について

Step02 アピアランスパネルで線を設定する

アピアランスパネルで線を設定する

袋文字の内側の縁取り線を作ります。

文字を選択した状態で[ウィンドウ→アピアランス]でアピアランスパネルを開きます。新規線を追加のアイコンをクリックし線を追加します。

カラーボックスをクリックして線の色を決め、線(青色の文字)をクリックして、線パネルで線幅・線の形状を設定します。[線の色:#f2efc7] [線幅:2pt] [角の形状:ラウンド結合]

スウォッチパネルに使用する色が登録されていない場合は、カラーパネルなどで色を設定してください。

Step03 アピアランスパネルで塗りの色を設定する

アピアランスパネルで塗りの色を設定する

アピアランスパネルの塗りのカラーボックスをクリックし色を設定します。[塗り:#70b5be]

Step04 一番外側の線を設定する

一番外側の線を設定する

袋文字の一番太い外側の縁取り線を作ります。

もう一度、新規線を追加します。アピアランスパネル上で追加した線をドラッグして、塗りの下に移動します。

Step02と同様に、線の「色・線幅・線の形状」を設定します。[線の色:#400f04] [線幅:18pt] [角の形状:ラウンド結合]

完成

完成

袋文字に複数の縁取り線を入れることができました。

アピアランスパネルを使用すると、複数の線や塗りを増やすことができます。線や塗りの重なり順は、フォントの形状やデザインに合わせて変えて下さい。

また文字をアウトライン化していないので、あとから文字の編集が可能です。

こちらもチェック!:イラストレーターで文字に縁取りを入れる方法

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